80年代 輸入車

GTIのバッジにメルセデスも道を開けた

ゴルフGTI 2nd

 

ビルの谷間の交差点を、水を得た魚のように駆け抜ける。そんなアーバンスポーツカー=ホットハッチの元祖といえば、初代ゴルフGTIであった。

 

実用的なコンパクトボディに、1ランク上の、例えば小型スポーツカー用エンジンを積み込み、日常使いにおいても趣味性を実現したホットハッチカーは、このGTI誕生をきっかけにして一躍、人気のカテゴリーへと成長する。

 

もっとも、初代GTIの日本正規輸入は結局かなうことなく、日本において、いわば輸入車オーナーのパイオニアであった初代ゴルフオーナーのパイオニアであった初代ゴルフオーナーたちは、、ヨーロッパから聞こえてくる名声をうらやみつつも、見栄えをGTI風にドレスアップするなどして、なんとか我慢していたものだった。

 

ジウジアーロ・パッケージから社内デザインへ。83年秋、ゴルフシリーズは第二世代へと生まれ変わった。当然ヨーロッパ、特にフランスやイタリアといった、元気なクルマ乗りの国で大ヒットとなったGTIは、この二代目においても受け継がれる。

 

85年、まずはノーマルエンジンから20psのパワーアップとなる、105ps/15.2kgm使用の1.8L直4シングルカムエンジンを積んだ二代目GTIがデビュー。日本市場へも正式に案内されることになった。

 

今でこそ、入門用輸入車筆頭銘柄というべきゴルフ。当時ももちろんそういうポジションではあったものの、とはいえ価格的にはまだ割高でありスペシャルグレードのGTIともなれば、いわばプレミアムもの。今で言うところのゴルフR以上の存在であった。

 

誰もが一度は憧れたスポーツギア

そして、87年からはいよいよ日本におけるGTIのシンボリックな存在というべきツインカムヘッドの16V仕様がリリースされ、ゴルフGTIの名声は、名実ともに、日本中のクルマ好きに届くことになる。

 

パワースペックはさらに20ps引き上げられて123psとなり、最大トルクも、直前の15.7kgmから17.1kgmにまでアップした。車重はわずかに20kg像の1020kgにとどまったから、例えばパワーウェイトレシオなどダイナミックパフォーマンスの指標は、シングルカムモデルより大幅に向上している。

 

のんー丸の堅実なボディに、十二分のパワー、スポーツカー的に回して楽しむというよりも、低回転域からはっきりと塊感ある力強さを発揮し、コンパクトなボディをイキイキと走らせた。

 

そのフレキシビリティは、まさにアーバンスポーツと呼ぶにふさわしい。

 

 

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